世界遺産
通称: 唐招提寺(とうしょうだいじ)
公式サイト: https://toshodaiji.jp
“古都奈良のお寺の中でも、唐招提寺は火災などの被害が比較的少なく、創建当初の建物が多く残っています。金堂は奈良時代(780年頃)に建立された現存する唯一の本格的な金堂遺構として、寺院建築の研究にも非常に貴重な存在です。同様に、朝廷から朝集殿を移築した講堂は、現存している唯一の平城宮建築例です。
日本人僧侶を教育するために、そして国内で仏教をさらに広めるために、聖武天皇が唐から招待した中国人僧侶の鑑真和上が、唐招提寺を759年に建立しました。仏教の導入に鑑真は多大なる影響を与え、唐招提寺における鑑真の教えは、その過程において重要であったと考えられます。”
案内版より
唐招提寺 金堂
南大門から金堂
南大門を通り伽藍に入ると、参拝道が真っ直ぐ金堂に続き、落ち着いた色合いの大きくて延びやかな屋根が見えます。
南大門前
南大門金堂世界遺産石碑境内全体図蓮の花説明
寺務所 弁天社
寺務所弁天社
蓮の花
金堂
金堂は奈良時代(780年頃)に建立された現存する唯一の本格的な金堂遺構として、寺院建築の研究にも非常に貴重な存在です。均衡のとれたその美しい軒を支える太い8本の円柱は、アテネのパルテノン神殿に比べられるほどです。
素晴らしい外観とともに、金堂の中には仏教的な宇宙観を現す盧舎那仏坐像など、9体の仏像が安置されています。その中でも1OOO本の腕を持つ千手観音像は、木造のものでは国内最大最古のひとつです。
唐招提寺 講堂
講堂 鼓楼 礼堂-東室 宝蔵-経蔵
講堂
講堂鼓楼 礼堂金堂
朝廷から朝集殿を移築した講堂は、現存している唯一の平城宮建築例です。
鼓楼
鼓楼鐘楼
東室-礼堂
東室-礼堂松尾芭蕉句碑
宝蔵-経蔵
宝蔵-経蔵宝蔵経蔵
唐招提寺 醍醐井戸-御影堂
醍醐井戸 本坊 開山堂 御影堂
醍醐井戸
本坊 蓮の花
本坊本坊 蓮
開山堂 訶梨帝母社
開山堂鑑真大和上 御身代わり像訶梨帝母社北原白秋 歌碑
御影堂 (平成大修理)