奈良町からくりおもちゃ館
小西さくら通りを南行して奈良町大通りを過ぎて、一つ目の通りを左折、東に向くとすぐ見えました。建物はもともと「松利」という屋号でうなぎ料理屋を商っていた、松矢家の離れ。1890年(明治23年)築の木造二階建で、奈良市都市景観形成建築に指定されており、ならまちの活性化と奈良市の観光振興に役立てて欲しいと寄贈されたもの。
通り庭 土間
入場 無料。 町家の雰囲気を満喫でき、子供もおもちゃで遊べて、子供連れの観光客の方には最高の施設です。今はコロナ禍ためお客様は少ないですが、コロナ対策をしっかりされていて、心配なく楽しめます。
からくりおもちゃ
おもちゃは、江戸時代のからくりおもちゃを復元してきた元奈良大学教授の鎌田道隆氏が寄贈したもので、全部で「618点」あるそうで、ある一定の期間で入れ替えて展示しているとのこと。だいだい20点ほど展示されていて、触って遊べます。
茶室
松矢家ではお茶を嗜む、お家柄茶室があり、欄間にも茶道具の絵が彫られている。
陰陽町 鎮宅霊符神社
陰陽町(いんようちょう)
陰陽町(いんようちょう)
「時を司り、暦を作っていた陰陽師たちが住んでいたところからつけられた町名。ここでは庶民が最初に手にした暦といわれる奈良暦(南都暦)が作られていた。町内にある鎮宅霊符神社は陰陽師の神と仰がれる天御中主神(あめの-みなか-ぬしのかみ)を祀っている」
*陰陽師:奈良・平安時代から存在した律令制における役職の一つで、陰陽道を駆使し、様々な現象を検証する占師でもある。
鎮宅霊符神社(ちんたくれいふじんじゃ)
鎮宅霊符神社(ちんたくれいふじんじゃ)
鎮宅霊符神社(ちんたくれいふじんじゃ)は陰陽師の鎮守として祀られる。
御祭神:天御中主神(あめの-みなか-ぬしのかみ)
陰陽師の神 - 天御中主神は、高天原(たかまがはら)に出現した三神の中で最初に現れた神であり、不動の天帝 北極星の神童であろうとされている。
御神徳: 天下太平 国家安穏 五穀豊穣 災禍除き福運を呼ぶ。