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元興寺|Gango-ji Temple ①

世界遺産
通称: 元興寺(がんごうじ)宗派:真言律宗
公式サイト: https://gangoji-tera.or.jp

元興寺 世界遺産 石碑

元興寺(がんごうじ)は、奈良県奈良市にある寺院。南都七大寺の1つ。蘇我馬子が飛鳥に建立した日本最古の本格的仏教寺院である法興寺(飛鳥寺)が、平城京内に移転した寺院である。

奈良時代には近隣の東大寺、興福寺と並ぶ大寺院であったが、中世以降次第に衰退して、現在は元興寺と名乗る寺院は次の2つに分かれてしまっている。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)

重文 東門

この門は鎌倉時代の建物として、雄大な気風と、すぐれた意匠を持つ四脚門である。もと東大寺西南院にあった門を、元興寺の極楽坊正門として1411年この場所に移築されたものである。東門の設置により極楽坊本堂を中心とする一画が元興寺旧伽藍から独立した中世寺院として再生したことをしめしている。
案内版より

国宝 元興寺極楽堂(極楽坊本堂・曼荼羅堂)

極楽堂(極楽坊本堂ごくらくぼうほんどう曼荼羅堂まんだらどう
このお堂は、元興寺東室南階大坊 (僧坊) の一部であり、本邦浄土六祖の第一祖である 智光ちこう法師 が感得した浄土曼荼羅を本尊とし、寄棟造よせむねづくりに大改造された 極楽坊本堂である。智光 の住房じゅうぼうが前身という。古来浄土発祥の聖堂として名高く、内部柱に念仏講の寄進文がある。堂の外観は1244年改修時の姿であるが、内陣に奈良時代僧房の身舎部を残し、西流れの屋根に見る行基葺ぎょうぎぶき古瓦は、当寺の前身 飛鳥寺 から移転の際に運ばれたものである。
*向拝は正面の階段を覆う庇と、その下の空間のこと、母屋(身舎)は柱や建具で囲われた、建物の本体のこと
案内版より

講堂跡礎石 & 総合収蔵庫

元興寺 仏足石

境内南側に石塔・石仏を並べた浮図田(フトデン)の正面に、75㎝四方・15cm厚の庵治石を陰刻した佛足石が据えられています。佛足石は、古代インド仏教圏で仏像無き時代の、仏陀そのものを象徴する、生きた釈迦の両足尊として信仰されました。本来、信者は足跡を両手で仰ぎ、頭を付け礼拝したといいます。手を触れるだけでも有難い功徳があると信じられてきています。日本では、釈尊信仰や戒律の復興期に造立されている様で、今がその時とも考えられるでしょう。
獅子国(スリランカ)の佛足石は、足跡に聖なる紋章を表し、大傘が差し掛けられるのが特徴的です。スリランカ国と当寺との有難いご縁と深い友好関係を記念して開眼供養されました。

https://gangoji-tera.or.jp/watch/feature.html#sec05
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