
外拝殿
外拝殿(げはいでん) 踊りを奉納するための舞台
基本的に神社では、本殿は神様のための建物であり、拝殿は参拝する人々のための建物となります。伏見稲荷大社には、二つの拝殿、内拝殿と外拝殿があります。楼門をくぐると目の前に外拝殿があります。外拝殿では舞踏や神楽の際に奉祀されるための舞台です。内拝殿は外拝殿後ろの階段をあがった、本殿の前の唐破風屋根の建物になります。参拝者が鐘を鳴らして手を合わせてお祈りするところです。
学問の神様 東丸神社

江戸中期の国学者で伏見稲荷大社の社家に生まれた荷田春満(かだのあずままろ)を祭る。
伏見稲荷大社 松の下屋 及び 茶室
東丸神社よりまだ先右手に行くと、松の下屋及び茶室の入り口がある。現在は、非公開で、年に数回、春先に特別一般公開する。
寛永18年(1641)禁中非蔵人として出仕していた羽倉延次が、後水尾院より拝領したもので、創建は17世紀はじめとされています。書院造りが数寄屋造り化していく過程を示す数少ない貴重な遺構です。
http://inari.jp/trip/map01/
*禁中:皇居。宮中。禁裏。
*非蔵人:平安時代、蔵人所に所属する官職の一。
内拝殿 本殿
内拝殿 唐破風屋根の華やかな拝殿。 内拝殿の後ろに本殿が立ち、参拝者は内拝殿正面からお祈りします。10本ほどの鈴の緒がたれているので、通常は参拝者が神社の鈴を鳴らし、鈴の音と拍手の音が絶え間なく響いていますが、今はコロナのため、鈴の緒は垂れていなく、寂しい感じがある。また狐の銅像がありますが、めずらしく右にある狐は何もくわえていない。 左の狐は稲穂をがっつりくわえています。


御祭神
宇迦之御魂大神(ウカノミタマノオオカミ)
佐田彦大神(サタヒコノオオカミ)
大宮能売大神(オオミヤノメノオオカミ)
田中大神(タナカノオオカミ)
四大神(シノオオカミ)
これらの御祭神が「稲荷五社大明神」であり、稲荷大明神、稲荷大神いわれている。
伏見稲荷大社公式ホームページより引用
http://inari.jp/about/saijin/
繁栄の御神徳があり、商売や事業の繁栄、五穀豊穣の御利益があるとされる。
神楽殿
内拝殿から右手(南側)に神楽殿があります。南側からみた本殿の横面の写真(左下)。
*神楽:日本の神道の神事において神に奉納するため奏される歌舞。
授与所 願掛け鳥居 様々なお守り
内拝殿から左に行くと授与所があり、御朱印、おみくじ、お守り、願掛け鳥居などはこちらから。右下の写真は北側からみた本殿と内拝殿の横面。
千本鳥居に進んでいきます。