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春日大社 上の禰宜道

上の禰宜道

上の禰宜道 奥の院道への入り口
上の禰宜道 奥の院道 入口

上の禰宜道かみのねぎみち:かつて高畑たかばたけ社家町から春日の禰宜ねぎ(=神官)たちが春日大社へ通った道で、高畑丹坂町から摂社若宮わかみや神社へ通じる。
* 社家(しゃけ)とは、日本の身分のひとつ。代々特定神社の奉祀を世襲してきた家(氏族)のことである。社家は奉職する神社の近くに家を構えることが多く、社家の家が集まった所は「社家町(しゃけまち)」と呼ばれた。

奥の院道おくのいんみち:名の由来は、摂社紀伊きい神社のことを「奥の院」と言われていたことによる。紀伊神社へ通じる道で、紀伊神社からは更に北西へ摂社若宮わかみや神社に通じる。

イチイガシ巨樹群

春日大社が創祀そうしされた八世紀頃には、御蓋山みかさやまふもとから飛火野とびひのにかけてイチイガシを優占種ゆうせんしゅとする照葉樹林しょうようじゅりんがひろがっていたと考えられている。
  現在、春日大社境内にはそれを物語るように幹周3mを越えるイチイガシの巨樹が多く生育している。
* 創祀: その場所で神様を最初にまつること。 その神社の起こり。

* 飛火野(春日野):御蓋山(春日山)のふもとの一部。奈良時代ここで烽火のろしを上げたことに由来する
* 優占種生物群集や植物群落内で,量的にまさり,最も大きな影響力をもって群全体の性格を決定づけ,代表するような種をいう
* 照葉樹林(laurel forest): 森林の群系の一種で、温帯に成立する常緑広葉樹林の一つの型を指す。構成樹種に葉の表面の照りが強い樹木が多いのでその名がある。

公衆トイレ横の巨樹も実際見ると迫力がある。小鹿がとことこ歩いて行ってしまった。

金龍神社 鳥居

金龍神社の鳥居が見えたので先に行ってみようと思ったが、何か多くの人が集まっていたので後で回ることにして先に夫婦大国社に向かう。

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